人狼やその他色々

人狼だったり、趣味を適当に語るブログ

占い軸?霊能軸?に見る現在のクローン環境

自分の中でG編成では占いを優先すべきという意見はやはり変わらず、

基本的に人狼ゲームは占い師を見つけて守れれば勝てるゲームです。

 

が、しかし。

最近の狼の勝ち筋に初手霊抜きのケースが増えている事実。

この理由は色々考えられますが……適当につらつらと

 

まずは占い騙りのレベルアップによる占い師の見極めが出来なくなったケース。

正直、レベルアップというと語弊が割とあると思うのではありますが。

 

人外陣営が現在の多数のPLの思考に対する対策等を考案し、

その村に属している人物を見て、狼側での対策を駆使する方法を上手く使う。

と言った方が判りやすいでしょうか。

 

PLには色々な性質がありまして。

そして、確かに色々な人が居ますが、似た思考の色というのがあります。

票取りゲームですから、多数派をいかに騙せるかがポイントになります。

今回自分が上げている騙りのレベルアップとは村の多数派を掴み、

騙す方法が多くなってきたのか?ということ。

 

基本的に現在の村は占い軸と予測される人物の推理が多いのですが、

逆に言えば占い騙りさえしっかりすれば割と騙されるパターンが多いです。

また、序盤偽と見極めたとしても狼側の襲撃を使って騙されるケースもあります。

 

狼側としては、複数存在する色を騙せる占い騙りを出せれば

逆転する可能性が残ります。

 

ただ、この占い騙りに強い人物を置き、嵌るケースの動かせる場合で

臨機応変に動こうとすると、狼視点、霊能者という存在が非常に邪魔になります。

例えば強力な騙りでの信頼を形成出来たとしても

霊能者が確定していると霊能力で人外とバレて死にます。

 

また、統一の場合ラインが繋がらなかったら死にます。

 

よって人狼陣営はこれを妨害するにあたり、

霊騙りを出すか霊の早期処理を意識しなければいけません。

 

ただ、現状のプレイヤーは殆どが上記にも上げた通り占い軸。

この傾向は自分が狂人の時、どちらの騙りで出るかにも繋がり、

現在の狂人は占い騙りが圧倒的に増えているという状況です。

(昨今の人狼ゲームでの3-1の多さは少し触れば判ると思います)

 

よって狼騙りの占い決め打ちコースは

3-1で霊能を即抜くしかないケースが殆ど。

(例外として霊狼騙りがあるが、これは今回は取り上げない。)

しかし、普通は嫌な確定霊能ですが、これは現在の環境的に

狼陣営にとっては追い風といってもいいと思われます。

なぜなら、占い軸は狩人にも影響しているからです。

 

雑に昨今のクローンのログを見直せば判りますが、

3日目の護衛で霊能者を護衛している狩人は殆どいません。 

ぶっちゃけ、現クローン環境で霊能者はフリーパス状態です。

 

ここから狼側としては、強い占い騙りを出せれば霊能即抜きを

とりあえずした後、適当に真抜きか信頼か自由に選べるわけですね。

襲撃の選択権が、狩人と狼の読み合いにすらならないのです。

 

勿論狼側の理想は初手で真占いが抜ける事だと私は考えますが、

確定霊能に襲撃をするリスクが現在の村だと余りにもなさすぎます。

 

また、霊能でGJを出されてしまっても霊護衛思考の人物が

少なすぎるため狩人の特定が容易なのも追い風です。

 霊能護衛者の思考を探すだけで狩人候補を絞る事が出来るのですから。

 

よって、現状の狼側は初手の霊抜きが安定手気味になっているという事です。

環境による追い風が、現在のクローンには吹いているわけですね。

 

ですから、現状は霊抜きがベターになりがちです。

結論的にどちらの陣営が勝つか?という話はそこの村の全体の実力次第ですが、

霊抜きが増えている理由は狼側の襲撃にリスクが現環境だとないからでしょう。

 

これに加えて自由占いをやって占い軸を加速化させてしまうのですから

そりゃ、霊能はスカスカです。霊能さようなら!永遠に3日目に死んで下さい!

 

 

ならば、基本的に霊を守れば良いというわけ?という単純な話ではありません。

これで霊守りが増えた場合は潜伏灰特化型狼環境になり、灰狼が得意な人

(グレラン票取りゲームに勝てる人物の事を指します)

が表出し始め、占い即抜きからの人狼ゲームが始まるだけであると考えられます。

 

よってプレイヤーの思考運用における対策論では、

環境によるイタチごっこになる事が予測されるでしょう。

 

では、抜本的な対策はないのか?

 ないこともないです。

 

初手統一で狼を占う事。これだけです。

 

これが数字上、村側で行う事が出来る最強の動き。

初手統一で狼を占えたケースの勝率は非常に高く、

尚且狼側陣営のとりあえずでの霊能を抜いてる余裕を抹消出来る為、

狼側の戦術幅を大幅に減らすことが出来るのです。(すごい!)

 

狼側の票を1票削り、霊を抜いてもかなりきつい状況に持ち込める。

占いを抜いた場合は1wとの勝負で、狩人も残っています。

絶対的に有利な状況ですね。

 

だが、そんな都合よく推理出来るかバーカ!

又は毎回上手くいかないよ!という意見もあるでしょう。

黒狙いという事は偽に黒を出されたら信用に響く。

そこが黒なら俺は心中しちまうぜ、等の意見もあるでしょう。

 

ただ、それこそ占い軸なのであれば初日に占いに

黒を引かせるように推理を紡いだ方が、良いです。

統一でリトマスしてさっさとケリをつける、ということですね。

 

自由で占いが黒を引いても良いですが、それは結局霊抜きの

本質的なデメリットクリアにはならないので微妙です。

 

はっきり言ってしまうと、どれだけ怪しくて疑わしく情報が残らない位置に

見えても黒狙いで占うべきです。それが数字的にも最強なのですから。

 

そして、仮に怪しい村人に黒を出されて真が抜かれても

割と村陣営は普通に勝ってます、なので気にせず怪しい所一箇所占いで良いです。

 

初日の投票要素があるのは占いのみなのだからということです。

初日は水晶玉を確定で使える唯一の日。

勝率を考えるなら狼をガツガツ狙っていこうという話なのでした。

 

基本的に、早期に真が狼を引けば引くほど村は有利なのですから。